母親、救急搬送。
ブログ、始めたばかりで放置状態になりつつありました。
ここ最近色々とありまして…。
今月上旬、高齢者の父親と母親を連れて近所のクリニックへ
コロナワクチンの予防接種を受けに行きました。すんなりと2人とも終わり、
父親は腕のだるさ、母親は全くの無症状でした。また3週間後に2回目の予約。
これは、ここでとりあえず無事に終了。
接種3日後の夜、母親の様子がおかしい。普段はベッドから手すりにつかまり、
自力で起き上がることができるのですが、この日は力が入らず私が起こすのを手伝い
ました。元気がない様子でしたが、母親は多少調子が悪くても「大丈夫」しか
言わない。気になりましたが、その夜は就寝。
翌朝、やはり昨日と同様に自力で起き上がれない。補助してあげてようやく
起き上がるけど、しばらくするとまたベッドに横になってしまう。朝食は台所まで
自分でトボトボあるいて行くのですが、その日は「大丈夫、歩ける。台所で食べる。」
と言いながらも起き上がれない。
しばらく様子見でしたが、やがて呼吸が苦しそうになり、救急車を呼ぶことに。
通院している病院の救急運ばれました。待っている間、大丈夫なのか?どうなるの
だろうかと思いながらも、ここ数日の様子を聞かれ、入院のための書類やら、治療に
関する同意書など次々と書類を書かされる。「おむつはどんなの使ってます?履く
タイプのものは、寝たきりになるので、テープで装着するものがいいんですけど。」
と看護師さんからサラリと言われ、「え??寝たきり?」と焦るけど、入院中の話だよ
ね、と言い聞かせる。
数時間待った後、ようやく処置室に案内されました。母は酸素マスクを装着され、
点滴やら色々と管につながれ、意識がぼんやりした様子で、腕の管を抜こうと何度も
手をやり、その度に看護師さんに手を抑えられている。その横で、先生からの説明。
肺に水が溜まり、うっ血性の心不全を起こしている。酸素もかなり低い状態。何か
感染を起こしている可能性もあるので、それも調べて状態を見ながら治療していく
必要があるとのこと。一般病棟ではなく、救命病棟への入院となりました。
病室へは家族が入れないため、そこでお別れ。母に声をかけるけれど、話す事は
できず、ただ開いた眼を合わせるだけでした。